患者の権利(かんじゃのけんり、英: Patients' rights、英: Patient's bill of rights - 患者の権利章典)とは、医療を受ける人の権利、またはそれを列挙したもの。これは法律の形をとる場合もあれば、拘束力のない宣言の形をとる場合もある。一般的に、他の基本的人権の中でもとりわけ、患者自身の情報についての決定権や、公正な治療を受ける権利、さらに医学的決定についての自主権(自己決定権)などを保障するものとなっている。
患者の権利宣言(かんじゃのけんりせんげん、英: Declaration of Lisbon on the Rights of the Patient、リスボン宣言)とは、世界医師会が毎年発行する一連の「宣言」と呼ばれる政策文書のうち、特に患者の権利について主に触れた「患者の権利に関するリスボン宣言」を指す 。