日経平均続落、強まる踊り場感 主役になれない割安株

29日午前の東京株式市場で日経平均株価は前日比65円（0.17%）安の3万8789円と続落した。朝方は株価指数先物への買いが先行し、日経平均は280円ほど上昇する場面もあったが、買い一巡後は急速に失速し、下落に転じた。これまで相場上昇をけん引してきた半導体関連銘柄の存在感は低下している。資金の逃避先となっている銀行や電力など一部割安株が主役に成り代わって指数を押し上げる展開も見込みづらい状況だ。

【日本株】最近の「バリュー株（割安株）」と「グロース株（成長 ...

チーフマーケットストラテジスト・市川雅浩氏（三井住友DSアセットマネジメント株式会社）が解説します。 ●2023年度のスタイル別株価指数ではグロース株よりバリュー株、小型株より大型株が選好された。 ●2024年度もバリュー株や大型株を選好する傾向が続いているが全体的に株価の値動きは低調。

小型割安株の成長性に着目を（苦瓜達郎）

元ファンドマネージャーの清原達郎さんが著した「わが投資術　市場は誰に微笑（ほほえ）むか」が好評です。3月の発売後、しばらく書店でも売り切れ状態でした。発行部数は15万部に達しているそうです。今回は、同書について、同じ小型割安株の投資家としての視点から感想を書きます。同じ小型割安株投資家といっても、清原さんと私では実績に大きな差があります。清原さんが運用していたK1ファンドの価値は、1998年か ...

【市況】29日の米株式市場の概況、NYダウ411ドル安 金利上昇で主力 ...

２９日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比４１１．３２ドル安の３万８４４１．５４ドルと大幅続落した。ドイツの５月消費者物価指数（ＣＰＩ）の伸びが加速し、ドイツの長期金利がおよそ半年ぶりの水準に上昇した。海外の債券利回りに上昇（債券価格に下落）圧力が掛かるなか、米国では７年債入札が低調な結果となり、米長期金利は４．６％台に上昇。金利水準からみた株式相場の割安感が低下したとの見方が広がり、主力株に対し買 ...