ハードウェアDEP メモリ の中でデータを格納するために用意された領域に専用の印を付けることにより、記録された内容を誤ってプログラムとして実行するのを防止する。 これにより、データ受信・入力用に設けられたメモリ領域に長大なデータを送りつけて溢れさせ、不正に コード を実行させる バッファオーバーフロー攻撃 を防ぐことができる。

ハードウェア DEP は、特定のプロセッサに組み込まれた機能であり、データ ストレージとして指定されたメモリ領域でコードが実行されることを防止します。 この機能は、No-Execute 機能または Execution Protection 機能とも呼ばれています。

DEPは、コンピューター上でシステムメモリーの不自然な利用を検知した場合、それを実行しているプログラムを停止し、ユーザーに通知を行ないます。 DEPには「ハードウェアDEP」と「ソフトウェアDEP」という2つの動作モードがあります。 ハードウェアDEPは、不正プログラムの実行を防止する機能が実装されたCPUに対応しています。