容量の壁とは？ OSやマザーボードの仕様により、想定容量を超える製品を使えなかったり、使えてもすべてに認識しない問題です。 設定を見直したり、アップデートすることで対応できることがありますが、アップデート対象外により諦めざるを得ないこともあります。 2TBの壁について 最近、売れ筋のハードディスクは、4TBや6TBが一般的なので、多くの方が2TBの壁の問題に直面するかと思います。 1.67TBしか認識しない 接続しているのは、4TBのハードディスクですが、1.67TBまでしか認識できてないのがわかります。

ハードディスク (HDD)容量の壁 BIOS・OSの仕様で、一定以上のHDDの容量が認識されない (限界)を指します。 これらは、HDDの増設・換装時に問題が発覚します。 以下にあげる事例が全て…というわけでなく、あくまで解決の一助になるよう纏めたものです。 7.8GBの壁 (別名:8.4GBの壁) Windows95 OSR2.0/2.1 (Bバージョン)-FDISKの問題・その他 【Windows95 OSR2.0/2.1 (Bバージョン)-FDISKの問題】 Windows95 OSR2.0/2.1ではFAT32が使えますが、FDISKの不具合で最大容量は7.8GBです。 (Windows 95 は 32 GB 以上のハード ディスクをサポートしない)

簡単に言うと HDD の各セクター毎にユニークな番号を割り当てていき、そのセクター番号を元にアクセスする方式です。 これは HDD のディスク構成に影響を受けないというメリットがありますが、2TB の壁はここに制約の一端があるようなのです。 一般的に HDD の論理セクターは 512B（バイト）が前提なので 「セクターサイズ×LBA でアクセスできるセクター数」 という式で HDD 容量の限界が計算できます。 LBA でアクセスできるセクター数は 32bit のため、2 の 32 乗で約 4G 個となります。

HDD をデータディスクとして使う場合は、マザーボードも 2TB 以上の容量に対応している必要はありません。 HDD を起動ディスクとして使う場合のみ、マザーボードも 2TB の壁に関係してきます。