ヒドロクロロチアジド（Hydrochlorothiazide, HCTZ）は、サイアザイド系（チアジド系）利尿薬の一つである。本態性Ca 尿症の結石予防、浮腫および腎性尿崩症の治療に使用される。
日本では、かつて … See more

接合尿細管において管腔側のNa -Cl 共輸送担体を阻害することによって食塩(NaCl)の再吸収を抑制し、利尿作用を示す。 See more

消化管から速やかに吸収され、血漿蛋白との結合率が高く、腎臓以外にはほとんど分布しない。
糸球体濾過量（GFR）の低下を招くため、高度の腎機能障害 … See more

• 低カリウム血症 → 糖尿病の増悪・高血糖
• 高尿酸血症
チアジド系利尿薬 … See more

高血圧症（本態性、腎性等）、悪性高血圧、心性浮腫（鬱血性心不全）、腎性浮腫、肝性浮腫、月経前緊張症、薬剤（副腎皮質ホルモン、 … See more

• GUARD studyでは、ベナゼプリル(ACE阻害剤)＋アムロジピン(カルシウム拮抗薬)よりも、ベナゼプリル＋HCTZが有意に尿中アルブミン排泄量を低下させていた。HCTZがより腎保護に優れていると考えられた。
• ヒ … See more

1. ^ 血清中クレアチニン値を目安とすることが多い。 See more