『国家について』 （羅: De re publica、『国家論』 とも）は、古代ローマのキケロの著作。前51年成立 。プラトン『国家』に倣い、小スキピオを主人公とする 詳細

成立
本書はキケロ晩年の前54年から前51年にかけて書かれた 。当時のキケロは、カティリナ弾劾後 … 詳細

場面・登場人物・序文
前129年ラテン人の祭日（英語版）に 、小スキピオ邸の庭園で 、スキピオ・サークル（英語版）に属する以下の9人がおこなった対話を描く。
1. 小スキピオ - 主人公。キケロの代弁者 。同年 … 詳細

逸文
本書は中世までに散逸したものの、古代のアウグスティヌス、ラクタンティウス、テルトゥリアヌス、ノニウス・マルケルス（英語版）らに受容され、彼らを通じて複数の逸文が伝わる 。 詳細

• 池田英三「「スキピオの夢」研究」『北海道大学人文科学論集』第2号、北海道大学教養部人文科学論集編集委員会、1963年 。
• 岡道男「国家について」『キケロー選集8 哲学I 国家について 法律について』岩波書店、1999年。ISBN 9784000922586 詳細

• ローマ哲学 詳細

• ラテン語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります：De re publica
• 英訳 - プロジェクト・グーテンベルク
• 原文と英訳 - attalus.org 詳細