日経日本画大賞に喜屋武千恵さん、沖縄から初入選 「母性、鎮魂、祈り」をテーマに20年以上創作

21世紀の美術界を担う新進気鋭の日本画家に贈られる「第9回東山魁夷記念日経日本画大賞」で、那覇市在住の画家、喜屋武千恵さん（54）の「『共鳴―昇華』2022―2023」が入選した。同賞の受賞は県出身者で初めて。喜屋武さんは「母性、鎮魂、祈り」をテーマに、20年以上、創作活動を通して平和の在り方を模索している。 喜屋武さんは奄美の自然を描いた日本画家、田中一村の作品との出合いをきっかけに日本画家の道 ...

琉球王国美術品、国王肖像画など18点公開 アメリカから先月返還

沖縄県立博物館・美術館で30日、国や県などの関係者とメディア向けに公開されたのは、琉球王国時代に描かれた歴代国王の肖像画「御後絵」を含む美術品18点です。 これらは戦後の混乱の中、兵士らがアメリカへ持ち帰ったとみられるもので、FBI＝アメリカ連邦捜査局から先月、アメリカ国内で発見したと連絡があり、沖縄県に返還されました。