消防章の起源は何ですか?自治省消防庁(現総務省消防庁)が定めた「消防吏員服制準則」には、徽章は「銀色金属製消防章をモール製金色桜で抱くようにする」とされ、また、冬服上衣のボタンや階級章などにも、消防章を取り入れるように定められています。 消防章の起源をたどるには、その必要性が生じた服制の歴史をひもとかねばなりません。 そのためには、消防が育った明治時代の警察の制服についてみてみます。 警察の制服は、明治4(1871)年10月に設置された邏(ら)卒(現在の巡査の前身)に使われたのが最初でしたが、警察の象徴として現在も使われている日章が、初めて用いられたのは明治10(1877)年10月のことでした。
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