『花伽藍』 女性同士の恋愛を描いた短編集。 こちらには5つの物語が収録されています。 どの物語も痛いくらいに美しく、繊細のようであるのに力強い。 そのような印象の一冊となっています。 静かな時間帯に、ひとりで物語に浸りながら読みたいような作品です。 『ジェリー・フィッシュ』 女子高生同士の恋愛模様が描かれた作品です。 「女による女のためのR‐18文学賞」の最終候補作とのことで、そうしたシーンもありますが、どちらかというと感情の動きに重きを置いた作品として仕上がっているように思えます。 みずみずしい雰囲気が魅力的な恋愛小説です。 いかがでしたか? 一般レーベルから出版されている、百合要素のある作品を集めてみました。 物語自体がすばらしいものばかりなので、百合に興味が無い方にもおすすめです。