ウェブ殺虫剤の効力試験を行う場合、対照区(コントロール区)を設けますが、この対照の供試虫が若干死亡することがあります。. この対照区の死亡率を用いて、薬剤処理区の死亡率を補正するのがアボット補正(Abbott correction)です。. アボット補正は次式で ...
ウェブここでは、生物検定法のタイプ分けと、それぞれの手法でどのよう な薬剤感受性の指標となる数値を計算すべきかについての概略を述べる。. 生物検定法は、昆虫やハダニ類の虫体に殺虫剤を直接処理する手法と、餌と なる寄主植物に殺虫剤を処理し、そこ ...
ウェブ幼虫は、チャノコカクモンハマキの頭が黄褐色で体色はやや緑がかっていることが多いのに対して、チャハマキの頭は黒褐色で体色は白っぽいことが多い(図. 3)。 ただし、体色については食性により個体差があるため頭色での識別が確実である。 図3 チャノコカクモンハマキおよびチャハマキ. 両種の寄生部位もやや異なっており、チャノコカクモン …
ウェブ果樹,野菜および花き等の重要害虫であるワタアブラムシAphis gossypii GloverおよびモモアカアブラムシMyzus persicae(Sulzer )は古くから,薬剤抵抗性が発達しやすい害虫として知られている。ところが1990年代に入って上市されたネオニコチノイド剤は,それまでの有機リン剤や合成ピレスロイド剤抵抗性アブラムシにも卓効を示し, 日本国内におい …
ウェブイミダクロプリド2,000倍の補正死虫率は,Munger cell法が6.7%であったのに対し,幼苗処理法では80.0%とかなり高かった。 そこで各薬剤のLC 50値を比較した結果,Munger cell法のLC50 値はそれぞれ204.41,380.10,0.42,13.00,1.97ppm,幼苗処理法では,30.57,144.26,0.16,7.20,0.74ppmとなり,Munger cell法は幼苗処理法より高い値を示 …
ウェブその後,面相筆で刺激し正常に歩行するものを生存虫として計数し,Abbott(1925) の式に従い,補正死虫率を算出した。. なお, 苦悶虫は死虫とみなし,逃亡虫は供試個. 1 現在,群馬県農政部技術支援課2 Address:Gunma Agricultural Technology Center, 493 Nishiobokata-cho, Isesaki-shi, Gunma ...
ウェブキスジノミハムシPhyllotreta striolataはアブラナ科野菜の重要害虫で,ダイコンでは根部を幼虫が加害して商品価値を著しく低下させることから,その防除は欠かすことができない. 本虫に対する防除対策は,播種時における土壌処理剤の播溝土壌混和処理を基本に,成虫の発生が多い時に茎葉散布を行うことが一般的である(3). 近年,青森県の夏まきダイコ …
ウェブネギ葉身部浸漬法によるネギハモグリバエの殺虫剤感受性検定法. [要約]. ネギハモグリバエの殺虫剤感受性は、25℃長日条件 (15L9D)下で各種薬液にネギ葉身部を浸漬処理することで室内で検定できる。. その結果、幼虫が高い感受性を示した殺虫剤はCVP乳剤 ...
ウェブ補正死亡率は、対照区の生存率からAbbott の式(Abbott, 1925)を用いて計算した。 試験は2反復実施した。
ウェブネオニコチノイド系剤では、B個体群で補正死虫率が80~100%とおおむね高い。 一方、A個体群の 補正死虫率はニテンピラムを除く6薬剤で60%以下と低い( 表1 )。 A個体群が得られた圃場では、イミダクロプリド(ネオニコチノイド系剤)が数年にわたり本種の 防除に多用されている。 一方、B個体群が得られた圃場では、主にトラロメトリン …