定冠詞 the は、日本語にするときはよく「その」と訳されることからもわかるように、 文脈や状況などから、相手が何を指しているかわかるときに用いる というのが基本的な使い方です。

次は、定冠詞“the”の使い方です。 特定のものを表す“the” “a”とは異なり、特定のものを指すときに使われるのが“the”です。 2回目以降にふれる話題については基本的に“the”を使うので、覚えておいてください。

その 、 あの（限定詞） 〈 the + 名詞 〉 文脈から何を指しているか特定できる場合に用いられる。 A dog runs after a cat, and the cat after a mouse. 犬が猫を追いかけ、その猫はネズミを追いかけている。 a catとthe catは同一の猫を指す。

「the」は、後ろについている名詞が特定できるときに使われる冠詞（定冠詞）です。 反対に、”対象の名詞が特定できない場合は「the」はつかない”と覚えることができます。 下記の例文では、聞き手は「いま何時か」「どの男の子か」を把握している状態です。