WEB海岸堤防等の必要高. 出典: 気候変動を踏まえた海岸保全のあり方検討委員会第1回資料. 我が国の海岸堤防の高さは、 津波に対する必要高( 設計津波の水位) と高潮に対する必要高(設計潮位+ 設計波に対する必要高) を考慮して決定される。 全国の海岸堤防の77% は、 高潮を基に整備されている。 高潮・津波外力別の堤防高設定状況( 農林水産省・ 国土交 …
WEB三番瀬を取り囲む護岸のうち浦安市北側および塩浜前面の護岸をモデルとし、水際へのアクセス性の改善という観点から、直立護岸の形状改善を検討するにあたっての現状調査、必要な防護機能について整理した。 現況の塩浜護岸は、前面海域の埋め立てを前提とした暫定護岸であり、現天端高が計画高潮位(A.P.+5.1m)以下である。 また、老朽化して …
WEB本項では、沖波諸元から波浪変形計算を実施し、対象施設の堤前波を算定する。 なお、本地区の護岸前面には漁港防波堤が整備されているため、漁港防波堤による波浪低減効果も考慮して堤面波を算定する。 ※当該海岸で波浪諸元が卓越する波向(ENE方向)について、波浪変形計算および漁港. 防波堤による回折効果を考慮して堤前波を算定。 4-2-2 所要 …
WEB一方で,港湾施設の防波堤の被災に着目すると,従来の設計波とは異なる波高が低くて周期が長いうねり性波浪(以下,うねり)による事例が確認されており,長期的な安定性を維持するため,抜本的対策を講じなければならない重要性の指摘が広範になされている ...
WEB海岸堤防の高さの設定手法について(その1) 海岸堤防の高さの基準となる設計津波の水位の設定 (すべての海岸で同じ考え方(設定基準)により、一定の安全水準を確保※) 地域海岸(一連の海岸線や湾)ごとに ・過去の津波の痕跡高さ等の記録を整理 (例:貞観地震、明治三陸地震、昭和三陸地震、 チリ地震、2011年東北地方太平洋沖地震 等) ・ …
WEBFeb 9, 2021 · 堤前波高を用いた越波モデルとして,合田4)の越波モ デル(以下,合田モデルとよぶ)があり,直立護岸に加 え,消波護岸や傾斜護岸の越波流量を推定できる.田中 ら3)は,直立護岸の合田モデルを検証し,問題点を解消 した越波モデルを提案した.ただし,消波護岸や傾斜護 岸の合田モデルの適用性は十分な検証がなされていない.. 検 …
WEB九州地方整備局管内(以下,九州管内と称す)の海域は,毎年発生する台風の経路にあたることから,高波による港湾施設の被災事例が多く報告されている.これまで,九州管内の防波堤等の設計波算定は,風波とうねり性波浪の区別をせずに極大波高を統計処理して算定することが一般的であった. 一方で,2013年の台風26号による鹿島港や2008年の寄り回り波によ …
WEB厳原港は国内・国 際定期航路が就航しており,対 馬の生活や産業を支える物流・人流拠点として重要な役割を担っている.厳 原港の第一線防波堤である防波堤(北 )は ,港内静穏度確保の機能を果たしているが, 近年,頻 発・ 激甚化する台風や冬季風浪により消波ブロック等の飛散により,その機能が低下してきている. また,2020 年度沖波の見直しの結果,波 高 …
WEB砕波帯も分解可能な詳細なメッシュによる波浪推算結果から越波流量を推定する場合,堤前波高から推定するモデルが有用である.しかしながら,従来の換算沖波波高から推定するモデルとの整合性については知見が不足している.本研究では,合田 (2008)の越波モデルをもとに改良越波モデルを作成した.改良越波モデルを越波流量推定図やCLASH …
WEB高潮・高波による被災要因の検証および対策を講じるには,浸水シミュレーションによる検討が有用であり,越波流量の推定精度の向上が望まれる.本研究では消波護岸および傾斜護岸に対し,既往研究による水理実験結果に加えてCADMAS-SURF/2Dによる数値計算結果を用いて,既往の越波モデルを検証し,問題点を整理した.新しく提案した越波 …