100年以上にわたる日本の乳児・新生児の死亡率の実情をさぐる ...乳児に新生児は含まれる)の死亡率の変移から確認する。 まずは乳児の死亡数・死亡率の推移。 これを1899年以降継続して直近分の2019年分まで、そして太平洋戦争後に限って再構築したもの、計2つをグラフ化する。 ↑ 乳児死亡数・死亡率 ↑ 乳児死亡数・死亡率 (戦後限定) 今回のデータ収録範囲でもっとも大きな値を示しているのが、1918年、スペイン風邪 (インフルエンザ)が流行した時期。 世界中で猛威をふるったインフルエンザにより、日本でも多数の人が感染、死亡者が出た。 現在と比べれば医療技術・衛生環境に劣る当時は、体力の少ない乳児のリスクも高く、実に18.9%もの死亡率を示している。 100人の乳児出生に対し、19人近くが亡くなる (もちろん起因はスペイン風邪だけではないが)計算。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c06b044db45a570262889ce3e0a18cb4b28c7421