八雲に学ぶこと、檀ふみさんら語る 富山大ヘルン文庫100周年記念

明治時代 の作家、 小泉八雲 （ラフカディオ・ハーン、1850～1904）の蔵書を収めた、富山大の「ヘルン文庫」100周年を記念する催しが4月27日、 富山市 であった。文庫の調査などに取り組む富山八雲会（中尾哲雄会長）が、俳優の 檀ふみ さんらを招き、作家の思想や作品について語り合った。

オープン・マインド ／福岡

「他者への公平で愛のあるまなざし」。明治時代に活躍した作家、小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）の著作の根底にある精神「オープン・マインド」を、小泉八雲記念館（松江市）の館長、小泉凡さんはそう説いた。

目に見える食文化より、見えない怪異に関心 「小泉八雲と日本料理 ...

松江ゆかりの文豪・小泉八雲（１８５０～１９０４年）に「食」のイメージはあるだろうか。八雲は代表作『知られぬ日本の面影』で日本文化を広めたが、日本料理を紹介する著作は残っていない。小泉八雲記念館館長で八雲のひ孫の小泉凡さん（６２）らに聞き取り、八雲と食の関係を取材した。 ■虫に似ている糸こんにゃくは嫌い 　「八雲は日本食をあまり好まなかった。好まない自分を恥じていたから、日本食を紹介しなかった ...