神戸新聞 · 19 時間

立・国、規正法提出へ協議 政治資金の見解整理

立憲民主党の岡田克也幹事長と国民民主党の古川元久国対委員長は１４日午前、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正案の共同提出に向け国会内で協議した。政治資金の透明化に向け、見解を整理する。岸田文雄首相（自民党総裁）は昼に公明党の山口那津男代表と官邸で会談する。規正法改正の与党案を巡り今後の進め方を協議する見通しだ。

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立憲「単独過半数」掲げるも候補者擁立進まず 裏金選挙区でも難航

泉健太 代表は9日の記者会見でこう語り、党の擁立目標の 小選挙区 200人から、さらに上積みする可能性に触れた。「200人」は昨年5月に掲げ、今年2月の党大会で決定した目標だ。補選で公認候補が全勝し、党内からは「単独でも政権が取れる余地のある候補者を立てることが必要だ」（ 枝野幸男 前代表）との声が上がっていた。

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焦る立憲 早期解散迫る一方、進まぬ候補者擁立

４月の衆院３補選に全勝した 立憲民主党 は、 岸田文雄 首相に衆院解散・総選挙を迫り、「 単独過半数 （２３３議席以上）をめざす」と息巻く。一方、足元では候補者の擁立作業が追いついておらず、現状では１８０人弱にとどまる。 自民党 裏金議員の選挙区での「空白区」も目立ち、幹部らに焦りの色が広がる。